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一歩の味

将棋が好き。味のある手や技を皆さんとご一緒に「一歩の味わい」を楽しみながら腕を磨いていければと思っています。 勝ち負けにこだわり過ぎず、一手、一歩を大切にしていきたいと思います。 「次の一手」、「詰めろ将棋」などに興味があります。

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寄せの手筋

今回は、終盤の詰めをご一緒に見ていきましょう。

きょうもお越しくださり有難うございます。

終盤で、

「詰めろをいかにかけるか」

または、

「必死をかけるか」

勝負の分岐点でしょう。


また、「いかにして自分の手番に」など

頭を悩ましますよね。



では、かる~く次の局面はいかがでしょうか?


 必死問題~先手番~

【持ち駒】
先手:金、銀、桂
後手:残りの駒全部
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 この局面図は、「激指14」により作成しています。




【正解手順】
▶初手☗24桂
☖同銀
(同歩は23金で詰み。)

そこで、
☗22金(右図)

玉側には守りの駒はたくさんありますから、〔22〕を守りの駒で足されないようにする捨て駒ですね。
☖同玉









▶☗32銀
これで必死がかかりましたね。

攻める先手には持ち駒をすべて使い切りましたが、
先手には玉を詰ませる手立てが2通りあります。

つまり、
1)23銀成の一手詰み。

2)これを防ぐ〔12金〕には、〔31馬〕。

3)89角
これは、☗23銀成に同馬と守ろうとする手ですが、これも〔31馬〕で、〔12玉〕と逃げても〔21銀不成〕で詰み。
※結局(2)と同じ手順で詰み。上下からの攻めに防ぎようがありません。

難しかったでしょうかね?

駒を代えていろいろ試してみるのも良いでしょうね。

私にとっては、将棋は頭の体操です。

将棋は奥が深いから楽しめます。

私は、このような「次の一手」や「詰将棋」をカフェで自分の時間を楽しんでいます。

最後までお目を通していただきありがとうございました。

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