寄せの手筋 2018/05/10 寄せの手筋 今回は、終盤の詰めをご一緒に見ていきましょう。 きょうもお越しくださり有難うございます。 終盤で、 「詰めろをいかにかけるか」 または、 「必死をかけるか」 勝負の分岐点でしょう。 また、「いかにして自分の手番に」など 頭を悩ましますよね。 では、かる~く次の局面はいかがでしょうか? 必死問題~先手番~ 【持ち駒】 先手:金、銀、桂 後手:残りの駒全部 この局面図は、「激指14」により作成しています。 【正解手順】 ▶初手☗24桂 ☖同銀 (同歩は23金で詰み。) そこで、 ☗22金(右図) 玉側には守りの駒はたくさんありますから、〔22〕を守りの駒で足されないようにする捨て駒ですね。 ☖同玉 ▶☗32銀 これで必死がかかりましたね。 攻める先手には持ち駒をすべて使い切りましたが、 先手には玉を詰ませる手立てが2通りあります。 つまり、 1)23銀成の一手詰み。 2)これを防ぐ〔12金〕には、〔31馬〕。 3)89角 これは、☗23銀成に同馬と守ろうとする手ですが、これも〔31馬〕で、〔12玉〕と逃げても〔21銀不成〕で詰み。 ※結局(2)と同じ手順で詰み。上下からの攻めに防ぎようがありません。 難しかったでしょうかね? 駒を代えていろいろ試してみるのも良いでしょうね。 私にとっては、将棋は頭の体操です。 将棋は奥が深いから楽しめます。 私は、このような「次の一手」や「詰将棋」をカフェで自分の時間を楽しんでいます。 最後までお目を通していただきありがとうございました。 [0回]PR